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Q&A「テープリライター」ってな〜に?
「テープリライター」はまず何を勉強するのですか?

「テープリライター」が「テープリライター」である理由は、「表記のプロ」であることにあります。
テレビの字幕には表記の基本ルールがあります。
新聞の表記ルールは、各新聞ごとに異なっています。
私たちが何気なく文字を書いているのと異なり、「テープリライター」は決められた表記ルールのもとで入力・校正・要約を担当しています。

基本ルールにのっとった表記をする専門職が「テープリライター」ですが、この基本ルールが守られない表記はすべて「誤表記」になります。
「テープリライター」の誤表記は不良品で、お客様から「返品」となります。
実際に「テープリライター」を経験していない人に大変分かりにくいのが、この表記ルールについてです。
これらをマスターするのに時間もかかりますし、努力も必要ですが、すぐに仕事があって収入になるという一部の情報のために、「テープリライター」(テープ起こし)の実態は分かりにくいものになっているのです。

カセットテープのA面とB面を担当する「テープリライター」が異なる場合を想像してみてください。
同じ表記ルールをマスターしていないと、A面の表記とB面の表記が別々になってしまい、最終的な文書は不良品になってしまいます。

速記事務所・ドキュメントセンターは、お客様の信頼を得る表記品質を守るために、「テープリライター」の基本表記を厳しく管理・チェックします。
日本速記協会の標準用字用例や日本リライトグラフィー協会の「JRGA標準」など、速記事務所・ドキュメントセンターにおける基本表記ルールの管理体制がそのまま品質を左右することになります。

そのため「テープリライター」(テープ起こし)の最初の学習は、基本表記の学習とになります。
常用漢字とそれ以外の漢字、平仮名、片仮名、数詞、助数詞、句読点・記号などのほかに、縦書き・横書き、半角・全角、外来語表記、アルファベット表記などの基本を学びます。
口語表現・文語表現、逐語表記・標準表記、最終的な仕上げ・校正をする整文・修文など、更に録音機材の操作と録音方法、取材ノートの取り方、要約編集の方法を学びます。
IT時代のSOHO術として、「テープリライター」もパソコンに習熟しなければなりません。
インターネットのほか、音声ファイルの取り扱いなど必要最低限の学習が必要になってきます。

「テープリライター」の学習するのは「国語(日本語)」です。
私たちが日常使用している日本語ですが、「美しい日本語」が「テープリライター」のテーマです。
「日本語が話せますか、書けますか」と聞かれれば「はい」と答えますが、「美しい日本語が話せますか、書けますか」と聞かれれば「はい」と即答できないかもしれません。
「テープ起こし」の呼び名から、テープを聞いて入力するだけの職業と理解していると、とんでもない失敗をすることになります。

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